痛みやこわばりがとれる
筋肉の痛みをやわらげ、緊張をほぐし、硬くなった筋肉、関節を柔らかくします。
ホルモンの分泌をうながす
副腎皮質ホルモンの分泌がさかんになります。リウマチに特に効果があります。これは水道水での入浴にはみられない効果です。
血圧を下げる
水道水での入浴でも効果がありますが、特に炭酸泉、硫化水素泉、放射能泉での作用が強く見られます。
コレステロールを下げる
動脈効果を促進する血中コレステロールが低下します。
胃腸病に効く
アルカリ性の温泉で効果があります。
肝臓病に効く
硫酸塩を含んだ温泉(芒硝泉、石膏泉、正苦味泉など)は、肝、胆道の疾患に効果がある。硫酸マグネシウムが胆道の運動を活発にさせ、胆汁の排出を促すため、飲用で効果がある。
貧血に効く
鉄を含んだ温泉(鉄泉、緑ばん泉)の飲用は貧血に効果があります。
糖尿病に効く
迷走神経を刺激して、インスリンの分泌を高めるため、血糖値の調整が正常になる効果があります。温泉中に微量含まれる亜鉛による効果もあります。
解毒作用がある
硫黄を含む温泉(硫黄泉)に解毒作用があります。
自然治癒力を高める
自律神経の失調を調整し、働きを安定させる作用があり、免疫機能や自然治癒力を高めます。



温泉が効く理由

温熱作用
1.緊張した身体をやわらげる

血管が拡張して血流が増し、各機能の働きを促進させます。
また、こりや痛みの原因となっている、筋肉の中にたまった乳酸を尿や汗と一緒に体外へ排出させ、疲労回復を早めます。

2.ストレスの解消

自律神経の機能を調整します。
胃液の分泌調整が促進されたり、腎臓の働きが高まって尿をつくる働きが良くなるなど、内臓の働きを良くします。

水の物理的作用
1.水圧  

水圧により、静脈の血液やリンパ液が心臓にもどされやすくなるので心臓の働きが活発になり、新陳代謝が促進されます。
また水圧によって横隔膜も圧迫され、肺の容量も小さくなります。これを補うために呼吸数が増え、呼吸循環機能の働きが活発になり、呼吸筋も強化されます。
このように身体の各臓器が水圧によって圧迫されて刺激を受け、働きが増します。

2.浮力

浮力で体重が約10分の1になります。身体にかかる負荷が少なくなるので、重力に抗して体重を支えていた筋肉をリラックスさせるのに効果的です。この作用を利用して、関節や筋肉が弱ったり、腰痛、膝痛時などのリハビリも行なわれています。


温泉特有の含有化学成分による薬理作用
温泉に含まれている化学成分によって、独特の作用があります。
詳しくは、温泉の種類と効用のページをご覧ください。



温泉療法が適さない場合 

とても効果のある温泉ですが、温泉療法が適さない場合もありますので、注意しましょう。主なものは以下の通りです。疾病がある場合には、かかりつけの医者に相談するのが良いと思います。
   ・すべての急性疾患、とくに熱性の疾患
   ・衰弱の強い場合
   ・栄養不良によるもの
   ・活動性結核
   ・出血性の疾患
   ・ガン、肉腫等の悪性腫瘍
   ・重い心臓疾患
   ・高度の高血圧症
   ・妊娠初期と終期




        





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コンディショニングルーム 吉田整体院